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About SF

一年間の講義と議論、小課題制作を経て、どういうことがわかったのか、

あるいは発見できたのかをディスカッションをした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 SFとは、

「今までになかった視点で現在を見直す材料となって

 新しい物事の考え方や問題の解決へ導いてくれるもの」と結論付けた。

SFとは?

SFは人類への指標だと考えました。SFで取り上げられている高性能の機械や人工知能、タイムトラベルなどを私たちが楽しめるのは、SFというフィルターを通して見ているからです。しかし将来的には、クローン技術の発明や宇宙飛行の実現と同様にそれらは実現するでしょう。SFはただ空想世界を描いたものではなく、人類に未来の一部を見せ、どう向き合うべきかを示してくれるものでもあると考えます。

安藤

人間の理想と現実が入り混じり、そこで問題提議するものであると感じました。理想的な世界を描くことによって、現実との差を実感させられ、気付くことのない意識レベルの先入観や固定観念に気付かされる。例えば、性差逆転となぞなぞでは、指導者&医者=男という先入観、共同体と疎外では異質なものは除外するという意識レベルの固定観念に気付かされた。SFでは理想の世界を提案しているのではなく、現実をもう一度見つめ直す場を提供していると考えました。

玉川

私達が「当たり前」だと思いこんでいる日常に於いて、現代社会に潜んでいる様々な問題を幅広く視野を広げることで発見することが出来ることを学びました。例えば、階級、差別、人種、セクシュアリティ、イジメが挙がる。
SFには行き止まりがないと感じる。そして技術が発展することで私達が近未来に近づく一方で、SF作品も時代に沿いながらますます変化を遂げると思います。

田邊

この授業を通して学んだことは私達がいま思い込んでいる現代社会の問題について新しい視点があるということです。
非日常の世界を描きながら日常の問題を取り上げているSFの世界をさらに追求することでまた新たな視野を広げられると思います。

中島

SFと一言で言っても授業で学んだ様に様々なSFの種類、ジャンルがあり興味深く感じました。また、映像だけでなく文学など、表現の仕方も様々あり、SFはこの先更に世界が発展し現在近未来と呼ばれる世界に近づいてもまた新たなSF作品が生まれ在り方も柔軟に変化して行くものではないかと授業を通し感じました。

木村

科学的な空想に基づく話からは普段目をそらしてきた問題を垣間見ることができます。人間のエゴや利己的欲求は誰にでも少しはあるものだが、それを隠しながら生きている。人と人の間では隠す必要がある感情もSFの中の人間と存在しない生物の間には隠す必要がなく、隠している欲が素直に描かれる。人間は必ずしも綺麗な生き物ではない。その事をどう向き合っていくのか、私たちが生きていく上で大切にすべき考え方を学ぶことができました。

大塚

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