top of page

なぞなぞ

 

 

ある親子が交通事故に会い、父親は即死、息子は病院へと運ばれた。病院で担当にあたった外科医は、患者の顔を見て「これはわたしの息子だ! 」と叫んだ。この医師はだれか?

 

 

答えは、この医師は母親である。

 

この答えはすぐには出てこなかった。外科医ではなく「息子」と言ったことに着目し、父か母に絞られ、父親は即死したため、母親だということにたどり着いた。

 

私たちはこの問題を読んで状況をイメージしたとき、外科医の姿はどうであっただろうか。多くの人は男の人の姿をイメージしただろう。だから母親という答えは当り前のことであるが、一瞬でこの答えが出てこないのである。

 

 

ーーーーーーーーーーー

 

固定観念があることによって、事実全体が見えなくなってしまうことがあることを思い知った。SFはこのような固定観念をなくしたものであると言えるであろう。固定観念の存在に気づかせてくれるものである。

Report - 7/27(Tue)

bottom of page